引きこもりの小学生(低学年編)

引きこもりの生活はあんまり苦ではありませんでした、というより楽しかったんだと思います。お父さんは建築業という職業柄?なめられないよう体を鍛えたり茶髪にしたりしていますが、根っからのオタクですので、家には大量のマンガ、アニメのLDやDVDがありましたし、ゲーム機もたくさんあってパソコンも数台あり、四六時中アニマックスが流れているような感じでした。お母さんも絵本だとか小説だとかを集めるような人だったので、とにかく読むもの観るものに不自由はしませんでした。

ただ、たぶん多くの引きこもりがそうであるように、曜日の感覚は無かったです。家の前が公園なのですが、午前中に子供の声が聞こえると「ああ、今日は休みなんだな」とか、プリキュアやってたら「今日は日曜かあ」という感じです。

両親共働きですが休日の出勤も多いし、お父さんは雨の日が休みだったりという次第で、お父さんすら朝に「今日って何曜やっけ?」って聞いてくるくらい。

そんなで小学校の低学年の時の記憶はリアルタイム?のもので「ワンピース」「ハンターハンタープリキュア、あとお父さんが観せてくれたマクロスガンダムドラゴンボールなどなど。それとお母さんが好きだったという「おジャ魔女どれみ」といったところでしょうか。マンガ雑誌はお父さんが月曜日にジャンプを買ってくるので、それを読んでました。友達に「ちゃおいつまで読んでた?」と聞かれることがあるのですが、最近まで読んだことありませんでした(´・ω・`)

あとはニコニコです。両親ともにネットに抵抗はありませんでしたので、簡単なレクチャーのあと自由に使わせてくれました。(もちろんこの記事にもブラフ入ってますよ?)お定まりの東方とかニコマスとか。まあ「小3」とかマジレスしても、平日午前中とかだと誰も信じてくれませんでした(。・_・。)

ただ、いろんなコンテンツでも学校が出てきたら「ふつうの人たちはちゃんと学校行って友達出来て、恋とかしちゃったりとかするんだろうなあ」と思うようなこともあって地味につらかったです。

低学年の時にはガスコンロ(なぜ今どきガスコンロなのかというと、お父さんが「炎の主人になり切っていないんだ!」って美味しんぼごっこをするためです)を使わせてもらえず、もっぱら炊飯器料理を動画観ながら作ってみたりしてました。だから今でも炊飯器は好きです。こないだもふうこちゃん(後述)にハンバーグ作って持って行きました。

 ↓何巻か調べてしもたよw

美味しんぼ (4) (ビッグコミックス)

美味しんぼ (4) (ビッグコミックス)

 

そもそも外出しないので、もっぱらユニクロのスウェット上下でしたし、お母さんももっと女子らしい格好をさせようとかそういうのはなくて「外に出られるようになったら良いもの買うために、貯金しとこ」という感じでおよそ可愛らしいものとは無縁でした。プリキュアの光るパジャマとかは持ってた気がしますが……そして「学校指定のジャージ」なんかは憧れでした。ほら、キメキメのギャルとかOLが、家では中学の時のジャージとか着てるという!

そんなで私の小学校低学年は、カウンセリングとか夜にお父さんにローソン連れて行ってもらう以外はずっと家の中でした。