ふうこちゃんの話(お勉強のこと)

ふうこちゃんはいわゆる中学受験というのをしたということでした。行った中学を聞くと、たしかに私でも知ってるくらいの有名校でした。

それで燃え尽きてしまったらしく、その後はまったく勉強しなかったらしいです。ただ、小学校の時に高校くらいまでの数学やらされてたし、英語は英語で本読みたかったから自然に身についたし、あとはいろんな本読んでたからなんとかなったかなあと言ってました。不思議です、それで大学、しかも一流大に行っているところが!

しかしふうこちゃんに言わせると

「もの作ったりしてるランカちゃんのお父さんみたいなのが一番良いんだよ」

ということです。これは私にはまだわかりません。お父さんは確かにすごいですが、ふうこちゃんみたいな能力をどっかで役立てられないのか、と不思議でしょうがないです。(゜-゜)

ちょうどその頃、お母さんは仕事が超絶忙しく、私の勉強どころではなくてもっぱら進研ゼミを頼りにするようになってました。勉強が嫌いというわけでもないのですが、どうにかしたいし、楽しく出来る方法が知りたかったのかもしれません。それで、聞いてみました。そしたら

「良い本があるから送るよ。ちょっと難しいかもだけど、あとえっちいのもあるからお父さんとお母さんに聞いてから読んで」

と、次の日にダンボールいっぱいの本が届きました。

ハッピーになれる算数 (よりみちパン!セ)

ハッピーになれる算数 (よりみちパン!セ)

 

 このシリーズ全部で、50冊以上あります。書いてる人たちがとにかくわかりやすいように面白く書いてて、なんか勉強を何のためにするのか、とか世の中の仕組み的なこととか、他の子たちはどんなことを考えてるのかな?というようなことがどんどんわかる、そういう感じ。ちなみにうちのお父さんは西原理恵子さんのやつだけ読んでました。

ふうこちゃんは息子さんが中学に入ったら読ませるつもりでこの本を揃えてたらしいのですが、とうてい顔を合わせられそうにないからランカちゃんに上げる、とのことでした。しかし中学2年生の現時点でも、相当役に立っています。

あと、ふうこちゃんが観ているテレビに合わせてアニメ以外のニュースだとか、ワイドショーを観るようになったのもこの頃です。なんせテレビが4台並んでるので^^;

そしてぼんやりだし、まだまだなのですけど、いろいろと勉強したことが、それぞれつながって行くようになったのです。苦手なものも、もちろんありますが、どの教科も大事なんだなあということもわかってきました。